東住吉区で根本改善なら「はやしだ鍼灸整骨院」

専門評価:痛みのタイプ分類と検査フロー|腰痛×ダイエットのスタート地点

的確な評価は施術効果と再発予防を左右します。当院では腰痛を「機械的要因」と「感作(痛みの感じやすさ)」の両面から評価し、最短ルートでケアを設計します。


当院の評価フロー(初回〜2回目)

  1. 問診(ヒストリー):発症時期、増悪/寛解因子、朝のこわばり、夜間痛、更年期症状、既往歴、服薬、体重変動、睡眠/ストレス、活動量。
  2. レッドフラッグ確認:発熱、癌既往、外傷、進行性の筋力低下、膀胱直腸障害、夜間安静時痛の増悪等。必要時は医療機関へ連携。
  3. 姿勢・モビリティ:骨盤前後傾、胸椎伸展/回旋、股関節伸展/内外旋、足関節背屈。胸椎/股関節の硬さは腰の代償につながります。
  4. 動作分析:立ち上がり、前屈、後屈、片脚立位、歩行。
    ・反りで痛む→椎間関節ストレス傾向
    ・前屈で痛む→椎間板/神経根ストレス傾向(神経症状は要注意)
  5. 整形外科的テスト:SLR、FABER、FADIR、Prone Instability Test、Trendelenburg、椎間関節圧迫テストなど。
  6. 神経学的所見:皮膚感覚、筋力(L2〜S1)、反射、神経伸張テスト。
  7. 疼痛感作評価:触圧過敏、睡眠不足、ストレススコア、恐怖回避思考など。
  8. 代謝・体組成の指標:体重、ウエスト周囲、浮腫、食事内容、食後の眠気や空腹のパターン。

タイプ分類(例)

  • 伸展パターン優位:反り・立位で増悪。骨盤前傾+股関節伸展制限。対策は胸椎/股関節の可動性回復と腹圧戦略。
  • 屈曲パターン優位:前屈・座位で増悪。ハム/臀部の過緊張+椎間板ストレス。対策は股関節ヒンジ獲得と坐位姿勢の最適化。
  • 回旋/剪断不耐性:ひねり・片脚荷重で増悪。中臀筋/多裂筋の協調不全。対策は荷重分散と殿筋の適正化。
  • 感作優位:組織損傷は軽微でも痛みが強い。睡眠/ストレスの影響大。対策は鍼灸による自律神経調整と生活リズム再建。

評価から導く「最小限のルール」

  • 体の使い方:前かがみ→股関節から曲げる(腰は丸めすぎない/反りすぎない)。片手荷物→左右交互+体幹を近づける。
  • 食べ方:3食ベース、たんぱく質を先に、野菜を増やす。夕食の主食は拳1つ分から。
  • 睡眠:就寝90分前の入浴、ブルーライト制限、起床時間固定。

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次回予告

第3回は「施術編:整体×鍼灸の狙いどころと通院設計」。具体的な関節・筋・自律神経へのアプローチを解説します。


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