指の付け根が「カクン」と弾ける、朝はこわばって伸ばしにくい――それは「ばね指(トリガーフィンガー)」のサインかもしれません。
本記事では、ばね指の症状・原因・セルフチェック・今日からできるケアをやさしくまとめました。まずは無理のない範囲で始めてみましょう。
目次
ばね指ってどんな症状?(かんたん説明)
- 指の付け根(掌側)が痛む・腫れる・押すと痛い。
- 曲げ伸ばしの途中で引っかかる、カクンと弾ける。
- 朝のこわばりで伸ばしにくい。重いと自力で伸ばせないことも。
なぜ起こる?(仕組み)
指を曲げる腱は「腱鞘」というトンネルを通ります。
ばね指では、トンネルの入口(A1プーリー)が厚くなったり、腱に小さな膨らみができて、通り抜けがスムーズでなくなります。その結果、引っかかりや弾ける感覚が生じます。
よくある原因・きっかけ
- 手の使いすぎ(包丁・工具・スマホ・PCマウスやキーボード)。
- ホルモン変化(妊娠・産後・更年期)で起こりやすい。
- 糖尿病・リウマチなど基礎疾患の影響。
- 強く握り続けるクセ、同じ姿勢・負荷の反復。
かんたんセルフチェック
- 指の付け根に押すとわかる痛み・硬いしこりがある。
- 朝にこわばり、日中も引っかかりや弾けが出る。
- ときどき指が伸びなくなり、反対の手で戻している。
今日からのやさしいケア
- 使い方の見直し:ペンや包丁は太めグリップ、スマホは両手持ちで親指の酷使を減らす。重い物は両手で。
- こまめな休憩:30〜60分に1回、指を開く・振るなどの小休憩。
- 温め:痛みが強くなければ手浴や蒸しタオルで血流アップ。炎症が強い急性期は温めすぎに注意。
- サポーター・テーピング:患指の安静を補助。長時間の強固定は避け、就寝時のみ等の使い分けを。
- 無理なストレッチは控える:痛みが増す強い揉みほぐしは避け、気持ちよい範囲で。
受診の目安
- 2〜3週間のセルフケアでも改善が乏しい。
- 指が「ロック」して自力で伸ばせないことが増えている。
- 腫れ・熱感・強い痛みが続く、複数の指に広がる。
- 糖尿病などの基礎疾患があり悪化しやすい場合。
当院でできること(はやしだ鍼灸整骨院)
- 評価:症状の段階、使い方のクセ、前腕〜手の緊張や可動性をチェック。
- 施術:前腕・手掌の筋膜リリース、関節調整、鍼灸、超音波などで動きをサポート。
- セルフケア:負荷調整、道具の選び方、サポーター活用、家庭での温めのコツをお伝えします。
- 医療連携:注射や手術の適応が疑われる場合は整形外科受診を案内します。
関連ページ:
ばね指(トリガーフィンガー)の詳しい説明 / 腱鞘炎の原因と対策 / 手根管症候群(手のしびれ)
ご予約・お問い合わせ
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住所:大阪市東住吉区桑津1-12-27
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休診:日曜・祝日
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まとめ
- ばね指は、指の腱が腱鞘で引っかかって起こる症状。痛み・弾け・朝のこわばりが特徴です。
- 使い方の見直し・小休憩・温め・適切なサポートで悪化を防ぎやすくなります。
- 改善しない・ロックが強いときは早めにご相談ください。当院でも日常ケアから医療連携までサポートします。
ご不安や疑問は、お電話や公式LINEからお気軽にどうぞ。
この形式で今後も作成します。次のテーマ(腱鞘炎・手根管症候群・耳鳴りなど)のご指定があればお知らせください。







